芋粥

2008年7月21日
芥川龍之介の芋粥という話をご存知だろうか?
解釈は数通りあるが自分的解釈ではこんな感じ。

<ストーリー(非常にアバウト)>
芋粥が大好きで一年に一回芋粥を食べることを唯一の楽しみとしている貧乏人がいた。

そこに豪快な侍が現れて「そんなに好きなら、好きなだけご馳走しよう」と言って「がっはっはー」とか言いながらありえない程の芋粥を用意する。

貧乏人は、芋粥への軽い扱い
→自分の夢への軽い扱い
→自分の小ささ
を感じてしまい芋粥がのどを通らない。

そして貧乏人は一年に一回芋粥を食べる楽しみすらない人間になってしまうというお話。



素晴らしい! 侍が貧乏人を蹂躙する様が素晴らしい。

ところで、富士山を9.8合目で下山するという行為は
他人の夢や目標をぞんざいに扱うという点において
この侍の行動に類するのではないだろうか?

というわけで、文学的思考も持ち合わせつつ
富士山を途中下山だな ファックファク

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